繊細なティーンのリアルを描き出す、新星SSW:ショーン・トレルフォードがロッキング・オンに初登場――その完成されたソングライティングの真髄を紐解く徹底論考を掲載

繊細なティーンのリアルを描き出す、新星SSW:ショーン・トレルフォードがロッキング・オンに初登場――その完成されたソングライティングの真髄を紐解く徹底論考を掲載

【今月の気になるあいつ】ショーン・トレルフォード

ロンドンを拠点にシーンの注目を集めるSSW。8歳、ジミ・ヘンドリックスと運命的な出会いを果たし、これがその先の人生を決定づける。ザ・ビートルズを皮切りにELO、ピンク・フロイド、ドアーズといった巨星たちの音楽的レガシーに影響を受け、そこにテーム・インパラやグリズリー・ベアといったインディロックのフィールをかけ合わせたサウンドが持ち味。最新リリースは、2025年の年末リリースのEP『ulcer』。2026年、更なる飛躍が期待される。



現在発売中のロッキング・オン3月号では、「気になるあいつ」にてショーン・トレルフォードを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



《ベラは自分が醜いと感じて、お腹を空っぽにする/彼女は自分の皮膚のなかで、行き場を失ってる》

これは、ショーン・トレルフォードのもっとも聴かれている一曲である“bella”の歌いだしだ。曲調は柔らかくサイケデリアが漂う優しいフォークでありながら、歌詞のモチーフとなっているのは自分の見た目や身体を醜いと思いこんでしまう、いわゆる身体醜形症だと察せられる。何でもショーン自身が16歳のときに感じていた気持ちが元になっているとのことで、歌の主人公の性別は変えられているが、彼の率直な感情を吐き出したものなのだ。

この曲がいま、多くの共感を得ている事実には考えさせられるところがある。ソーシャルメディアのプレッシャーに日々晒されている現代の10代にとって、ジェンダーにかかわらずこうした悩みはシリアスなものなのだろう。“bella”はそんな気持ちを抱くことをけっしてジャッジせず、たしかに存在するものとしてリアルに描きだす一曲なのだ。

そんな歌をデリケートに紡ぐショーン・トレルフォードは、ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライターとしてじわじわ注目を集めつつある新星だ。まだあまり情報が出ていないのだが、海外のインタビュー記事を読むと25年の年末の時点で19歳ということなので、今年20歳になる年齢のよう。本当にピカピカのニューカマーなのだ。

(以下、本誌記事へ続く)


続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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