JAPAN JAM限定のフェス飯を紹介するJAM飯ブログ。
トリを飾るのは、フェス飯史上に燦々と輝くであろうこの究極の丼ぶり！
オルガン＆麦とろ人。全国のフェスに出店し、行列を生んでいる両店のコラボ！
JAPAN JAMで、いや、JAPAN JAMだからこそ成立した共同出店です！


共同出店というのは本当にハードルが高いことで、
店主同士の相性に始まり、メニュー展開、スタッフやオペレーション、
もう何もかもが噛み合わないと、ただでさえ個性的な方々なのでうまく行きません。
ジャンルが全く同じ店舗同士だったり、運営会社が同じだったりすると、
フードイベントなどで共同出店したり、コラボメニューを出しているのを見ることがありますが、
こうしてフェスで、違うメニューをやっているお店同士がひとつ屋根の下で営業するというのは、
普通ならば発想すらしないことかもしれません。

にもかかわらず、麦とろ人の店主は、JAM飯のアイデアを伝える前から
「今度のJAPAN JAMはオルガンさんと一緒に店出したいんですよ」
と、フライング気味に僕に提案してくれ、そしてオルガンの店主もまた
「(麦とろ人とは)不思議なぐらい相性が良い」と熱く構想を語ってくれるという、
まさに相思相愛、お互いへのリスペクトに溢れた両者です。
仕込みの時も、「和気あいあいとした共闘体制」ができあがっていました。

「蒸し鶏」と「とろろ」という、互いの看板を惜しみなく使った鶏のまぶしとろろ丼(写真)は、
ただ合体しただけではないきめ細かさで手を取り合っている、感動的なクオリティ。
秘伝の麦とろの純白に、甘旨いまぶしのたれを注ぎ、香ばしい蒸し鶏が鎮座する――
味の千両役者の競演、想像してみてください。

他にも塩もつと赤味噌もつという両店のもつ煮が一気に味わえる二種盛りもつ煮込や、
これまた相性悪いはずがない絶品鶏汁とろろそばもJAPAN JAM限定メニュー。
看板もJAPAN JAM限定のかっこいい仕上がりになっています。ぜひ！


こんなトーンでお届けしたJAM飯ブログも今回で最終回。
観ないと心底後悔するライヴしかないJAPAN JAMですが、
食べないと後悔するフェス飯しかないのもJAPAN JAMです。
出店者が考案したまったく新しいフェス飯、ぜひお腹の許す限り楽しんでください！
(加藤亮祐)

オルガン＆麦とろ人
鶏がらスープと鶏のまぶし茶漬け ￥700/天然醸造味噌と酒粕のもつ煮込み ￥600
「JAM飯」 秘伝のたれ 鶏のまぶしとろろ丼 ￥800
店主より：
オルガンと麦とろ人“奇跡のJAM店舗”が誕生!! 鶏のまぶしとろろ丼は究極のJAM飯です!!

「JAM飯」以外のメニュー写真は公式サイトにて！ http://japanjam.jp/2011/foods/