ひたすら後ろ向きの裸婦を描いた、ドガ。その理由にとんでもない仮説を立てたサイトアートが明日発売されます。

ひたすら後ろ向きの裸婦を描いた、ドガ。その理由にとんでもない仮説を立てたサイトアートが明日発売されます。
ドガは裸婦を後ろ向きにしか描かなかったのを知っていますか?
ドガはとても多くの裸婦像を描いていますが、そのほとんどが後ろ向きです。明らかに変です。他に、こんな画家はいません。最新号のサイトアートでは、その謎に迫っています。その謎を解く鍵はドガの「僕の絵は覗きだ」という言葉にあると僕は思いました。
そこで僕が立てた仮説は「ドガはEDだったのでは?」というものです。真面目なファンや研究者から袋叩きされそうな暴論ですが、僕のなかではほぼ確信に近いものです。
彼にとって最も親密な女性との接触は「覗き」という行為だったのだと僕は思います。彼の裸婦像が全て後ろ向きなのは、彼の視線の欲望が無防備な女性の姿を求めたからだと思うのです。
ドガは僕のとても好きな画家です。彼の描く女性のフェティシュな官能性は、特別です。その理由を僕なりに徹底的に分析しました。
印象派の研究者である新畑さんに僕が「ドガはEDだと思うのですが?」と質問したときに、隣にいた副編の古河は冷や汗が出たらしいですが、新畑さんはあり得る仮説として受け止めてくださいました。
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