ポールのドームを観て、何だか自分の人生が肯定されたような気持ちになる。

ポールのドームを観て、何だか自分の人生が肯定されたような気持ちになる。
こんなに頻繁にポールが来日してくれて、ライブを観ることが出来ることに慣れてきたのに驚く。
前回や前前回の時は、多くの人がこれが見納めなのではという思いでいたと思う。
しかし今回は、また来てくれるかもしれないという思いでライブと向き合うことができた。
すると何とも言えない幸福感に包まれ、これまでとは違う高揚感を持ってライブを楽しめた。
もう二度とないかもしれないという切ない感じが、またあるかも知れない、という幸福感に転換されたのだ。
これが最後の「ゴールデン・スランバー」かという思いはとても切実な感動だが、またこのアビイ・ロード体験が出来るかも、という期待感がもらたす幸福感は素晴らしいものだった。
それは小学生から聞き続けてきたビートルズが、自分が67歳になった今もポップ・ミュージックとしてのリアルを持ちつづけ、きっとこれからも変わらずリアルでありつづけるだろと確信できる素晴らしさだ。
ポールが偉大ということなんだけど、ついでにビートルズを聞き続けてきた自分の人生も肯定された気持ちになれてしまうのだ。
しかもその人生が、まだしばらくは幸福なまま続きそうな気がしてくるのだ。
そうはいいながらもポールの年齢を考えれば楽観的なことばかりを言ってはいられない。でも今は、こうして頻繁にポールのライブを体験出来る奇跡の幸福を感じていたい。
「サージャント・ペッパーズ」から「ヘルター・スケルター」への流れが最高だった。
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