ビル・ウィザース、亡くなる。

ビル・ウィザース、亡くなる。
インタビューで、自分は違う種類の猫なんだ、と言っていた。
パフォーマーを引退してからの本格的な評価と成功という、かなり異色の自らのキャリアに対する誇りと複雑な思いが相混ぜになった、彼らしい表現だと思った。
実際、彼の曲を彼以外のアーティストのカバーによって知った人は多い。しかしビル・ウィザースが凄いのは、どんな歌手が歌っても曲はビル・ウィザースであるところだ。
「エイント・ノー・サンシャイン」も「リーン・オン・ミー」も、誰が歌ってもビル・ウィザースの世界の中での表現になってしまう。彼の作る曲にはそんな奇跡の力がある。
彼は作曲家としての基本姿勢を問われて「誰も聞いたことのない曲を作ること」と答えていた。
彼の奇跡の曲を聞き続けられる僕たちは幸せだ。
ご冥福をお祈りします。
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