何度も書いていますが、ジャパン・ジャム2022はフェスの革命を目指して、新しい試みに挑戦しています。広大でフラットなエリアに巨大なステージを向かい合う形で二つ組み、交互に演奏が進む形のフェスはこれまでありませんでした。
僕としてはかなりの勝算があって作ったのですが、やはり実際にやってみないとフェスは生き物なので結果は分かりません。実際に2日間やってみて、結果は想像以上でした。前のブログにも書きましたが、この形は合理的なだけではなく、特別な祝祭感を産み出すのです。移動のストレスがなく、ライブがシームレスに続いていく楽しさが、ちょっとヤバいです(笑)
二つのステージが巨大で、大型のLEDスクリーンが3つもあるので、どこで見ても疎外感のないライブ・エリアの臨場感を楽しめる。そのことがフェス空間全体に独特なグルーヴを生んでいくのです。これから開催日を重ねていくと、どうなるかたのしみです。
会場は参加者の方の笑顔で溢れています。僕も毎日、会場に来るのが楽しみで仕方ないです。
ここからどう進化させていくか、夏を見据えての作戦も考えています。ひとつの到達点であるし、出発点だと思っています。
写真はフェス・プロデューサーが勧める、穴場写真スポットです。赤ロック・オブジェの裏です。表は長い列が出来ていますが、裏は誰も並んでいません。実は裏の方が空が綺麗に撮れます。裏からも撮れるように作ったのですが、誰も撮ってくれないのであげました。文字が逆なのも面白いと思うんだけどな(笑)
ストレスの最小化と、楽しさの最大化をテーマに僕はフェスを作っていますが、今回のジャパン・ジャム2022はひとつのゴールであり、スタートかもしれない。2日目、最高の天候に恵まれ最高の時間が過ぎています。
2022.05.03 16:25