フジロック、3日目も天気に恵まれ快適だった。全日こんな天気が良かったフジロックは記憶にない。スタッフに聞いたら2012年がそうだったらしい。つまり10年ぶりの奇跡の3日間だったのだ。

フジロック、3日目も天気に恵まれ快適だった。全日こんな天気が良かったフジロックは記憶にない。スタッフに聞いたら2012年がそうだったらしい。つまり10年ぶりの奇跡の3日間だったのだ。
ブラック・カントリー・ニュー・ロードはメンバー・チェンジにより新曲のみのステージだったが、彼らのグルーヴは揺るがないことを示した見事なステージだった。スーパーオーガニズムは前回の来日からバンドとして格段にパワーアップ、シーンを支える存在のバンドとしてのスケールを感じさせた。オロノはますます凄くなっていた。トム・ミッシュは夕方の、彼に一番似合う時間に登場。贅沢な時間を作ってくれた。爆音モグワイは今日も爆音で僕たちを癒してくれた。ホールジーのステージは想像以上にシアトリカルでスペクタルだった。ポップ・シーンの最前線で闘い、勝っているアーティストの凄みが伝わってくるステージだった。そしてMURA MASA。新曲を筆頭にとても肉体的でオーガニックなパフォーマンスだった。新しいアルバムが楽しみ。
一日だけでもの凄い量の音楽体験だ。洋楽ライブの禁断状態が続いていたので、自分がスポンジのようにライブのエネルギーを吸収しているのが分かる。最高の3日間だった。
ホワイトからグリーンに歩いている時、カット・ナイトのお客さんから声をかけられた。「本当に歩いているんですね」と言われてしまった。渋谷陽一、71歳。コロナ禍、熱中症のリスクがあるなか、炎天下の野外フェスで一日中、歩き回っているのは、吉村知事から怒られしまうかも。でも明日からの2週間、ロック・イン・ジャパンでもっともっと歩きます(笑)
また来年、フジロック。
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