デスグリップスで燃える

デスグリップスで燃える

ゴティエ、アラバマ・シェイクスとの三択に悩み、どれも見たかったがデスグリップスを選ぶ。
オープニング・アクトが終わり、メンバーが登場。
いきなり自分たちで機材のセッティング、調整を始める。何かかっこいい。おもむろにPCをスタートさせ、嵐のような45分が始まった。
MCとドラムだけというヒップホップ・ユニットとしてはかなりユニークな編成。
基本、PCの叩きだすトラックに合わせてライブは進むのだが、めちゃくちゃ肉体的なパフォーマンスであるのはいうまでもない。
筋肉質というより筋肉そのもの。それはシンバル無しのドラム・セットにも象徴的に表れている。
とりあえず一発目のインパクトは凄まじいが、それがどこまで続くのかライブを観る前は読めなかった。
押したり引いたりがなく、ただひたすら押すだけなので、長いライブだと単調になるのでは、と少し不安だった。
確かに押すだけなのだか、その押し方が凄い。
1曲毎に会場の温度が上がり、4、5曲目を過ぎると何だか異様な興奮とグルーヴが会場を支配していく。とにかく気持ちいい。
45分のステージだったが、それを不満に思う人はいないだろう。というか、あれ以上やられたら客の体力が持たないかも。
ライブ後、とにかく社会に向けて何かやらなくては、という気分になってくる。
何がとにかくで、社会に向けて何をやるのかも全く分からない、単なる気分なのだが、とにかく興奮しているのだ。
楽しかった。絶対にまた来て、もっと多くの人に見てもらいたい。
写真は会場にあったオブジェ。
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