フェスやイベントでもおなじみである。
そのデビュー・アルバム『スリーシンフサンズ』を、隙あらばついつい聴いている。
音楽雑誌の総編集長なんだから仕事として堂々と聴けばいいのだが、どうも「隙あらばついつい」という感じで聴いてしまう。
サンフジンズを聴くことは仕事ではないからだ。
それはなぜなら、民生くんにとっても岸田くんにとっても大地くんにとっても、このバンドは仕事ではないからだ。(たぶん)。
バンドを組んでロックをやるのは遊びの中でも極上で最高の遊びである。
民生と岸田と伊藤の3人でそれをやっている。
このバンドの存在の意味はただそれだけ。
だから音楽の楽しさとロックのいい気分だけをピュアピュアに味わえる。
とても無責任に楽天的に味わえる。
ロックのアルバムを聴くってそもそもこういう気分になるためだったよな〜、ってことを思い出す。
ロックを聴いていい気になりたいんだよね。
サンフジンズ、ありがとう。さすが。