Dannie Mayの7年越しの夢、10/9のZepp DiverCityワンマンを見届けるべき理由

Dannie Mayの7年越しの夢、10/9のZepp DiverCityワンマンを見届けるべき理由
先月末に自身最大キャパとなるO-EASTでのワンマンをソールドアウトさせ、ツアーファイナルを終えたばかりだ。
しかも、記憶が正しければこの7周年ライブの開催が告知されたのは約1ヶ月半前だったはず。それでも会場は当然のように満員。バンドの結成日である3月18日に渋谷クラブクアトロでアニバーサリーライブをするのは3周年のときから毎年続いており、今年もライブがあるに違いないと予定を空けていたファンも少なくなかっただろう。

最近のDannie Mayのライブは、ここぞとばかりに激しいダンスナンバーやロックチューンを矢継ぎ早につないでいくスタイルで、瞬きする間もないくらい密度が濃いのだが、新旧織り交ぜたどの曲であろうと全力で音に乗るフロアを見ていると、参加するのに選抜試験でもあったのかと思うほど、ステージに向けられる愛の大きさを感じた。これこそ、7年かけて地道に階段を上がってきたバンドだからこそ作れる光景だと思う。

この7周年アニバーサリーライブが「前夜祭」というタイトルだったのには理由がある。Dannie Mayは今年10月9日にZepp DiverCityでワンマンライブが決定している。「Zeppワンマン」はバンド結成時から掲げている夢。2020年にリリースされた曲“御蘇-Gosu-”のアウトロには3人のボイスメッセージがタイムカプセルのように隠されていて、アンコールの最後にはいつもこの曲を歌い、Zeppの舞台でそのメッセージを聞くことを宣言していた。
そして、Zeppを含む10月の東名阪ツアーに向かう前の最後のワンマン=前夜祭ということを意味していたのだ。

7年かけてZeppの舞台に立つのは遅いのだろうか? MCでもメンバーが話していたが、7年活動していれば追い抜かれることだって何度もあったし、逆に辞めていくバンドもたくさんいた。それでも、「なんで辞めるんだろうね? 自分で始めたことなのに」とマサ(Vo・G)があっさりと口にしたことに、Dannie Mayというバンドのメンタリティがはっきりと表れていると思った。
もちろん、楽しいだけで続けてきたわけではない。むしろ人一倍、苦労や悔しさを味わってきたバンドだと思う。それでも、続けることに迷いのないその姿は、音楽に、言葉に、何よりも説得力を持たせている。

7年かけてZeppの舞台に立つのが遅いのか、という問いに対しての答えは正直わからない。でも、そんなバンドがZeppに立つ姿からは、きっとどんなアーティストのライブとも違う気持ちを受け取ることのできる、何にも代えがたい体験になるはずだ。たくさんの人が、この日を見届けてくれたらいいなと私も思っている。

10月9日まで、Dannie Mayはもっとたくさんの仲間を増やすために各地へ旅に出る。そのひとつとして、5月3日にはJAPAN JAM 2026に出演するので、こちらもお見逃しなく!(有本早季)


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