こなれた分、余裕を持って歌と演奏に集中していたし、
集中していた分、伝えるべきことをしっかりと丁寧に伝えきれていた。
初日に途中で挫折したMCも、ラストまできっちりと語り切り、
このツアーの意味をしっかりと言語化していた。
2年前の生まれて初めてのツアーの時も、米津は自分がライブをやる意味、ツアーをやる意味をMCで言葉で必死に伝えていた。
今回も、そのMCはほとんど曲と同じぐらい重要なパートとして位置づけられていた。
そう、米津玄師にとって、ライブをやること、ツアーをやることは当たり前のことではない。
日常でもなければ茶飯事でもルーティーンでもない。
非常に特別なことなのだ。
それはきっとこれから変わっていくのかもしれないが、少なくとも今の米津玄師のライブはそういうものだ。
わずかなことでも見のがさぬよう、観客としても緊張を味わう2時間だった。
そんな米津玄師の今のツアーのインタビューとレポートをJAPANで掲載しています。
チェックしてみてください。
http://sp.ro69.jp/blog/yamazaki/137508
http://sp.ro69.jp/news/detail/138053