武道館2daysの場合は2日目がいいというのがジンクスになりつつあるDIR EN GREYだが（ホンマか？笑）、
今日の初日、文句なしの出来だった。
最新作『ARCHE』メインのセットリストで、アンコールでは逆に最近ではやらない久々の曲をやって驚かせてくれた。
アルバム『ARCHE』は、メロディがわかりやすくて時間も短い曲が多くて、ストレートな作品だと言われている。
その前の3作の世界観重視の作風から、感覚的で本能的なアプローチに変わったと言われている。
でも、今日の本編にやった「空谷の跫音」は、本能と感覚だけで作った曲であるにもかかわらず、
『UROBOROS』や『DUM SPIRO SPERO』収録曲以上のスケール感と濃密な世界観を持ち得ている。
そういうふうに、確かな足取りで進化していくDIR EN GREYは、
本当に凄いバンドだとまた今日も思わされてしまった。
最高の武道館初日だった。
