the HIATUS、新作ツアーの初日を観た

the HIATUS、新作ツアーの初日を観た
やっぱりハイエイタス独自の演奏/アンサンブルをフルで2時間近く浴びる快感は、最高としか言い表せない。

ニューアルバム『Hands Of Gravity』を引っさげてのツアー。
というか、ハイエイタスのワンマンは武道館公演以来だ。
MONOEYESのアルバムとツアーがあったからね。
ずいぶん待たされたような感覚があるけど、今日の最高のライブでかなり満たされた。
と同時に眠っていたハイエイタス欲が起こされたのも事実。
この夏はフェスも含めて、何度か浴びたいというのが正直なところ。

細美も言っていたが、ハイエイタス、もう7年だ。
アルバムは今回の新作で5枚目。

最初の2、3年はステージの上で何が起きるかわからない不穏な空気を漂わせていたバンドだったが、
いつの間にか本当に音楽愛や友情や幸せがステージから溢れる、そんなバンドになった。
7年という月日の力は凄い(笑)。
そして過去4枚のアルバムに刻まれた曲はどれもが研ぎ澄まされ、色褪せるどころか時が経つほど深さを増し、今日のステージでもニューアルバムの新曲群と変わらない鮮度で鳴っていた。

このバンドの誕生と歩みをリアルタイムで見守れたことに誇らしいような思いを持つ人は、今日のお客さんの中にも少なくなかったんじゃないかな。
堂々としたツアー初日だった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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