ベン・ハワードをフジロックで観た 2018.07.29 17:26 山崎洋一郎の「総編集長日記」 デビュー時にはイギリスのブリットアウォード新人賞などを受賞してその後も高く評価されているシンガーソングライター。日本ではそんなには知られていないが、イギリスではチャートのベスト5に入る、大きな支持を得ているアーティストだ。バイオリンもいる7人のフォーク・ロックバンド編成でフィールド・オブ・ヘブンに登場。緻密で繊細な演奏と歌が始まる。ファーザー・ジョン・ミスティのような神話的な大曲もあれば、スフィアン・スティーブンスのような密室的な感触のフォークもある。歌詞も曲も歌も超一級。終盤の壮大なクライマックスに心が引き込まれた。