パラダイス・ガラージ(豊田道倫)の最新アルバム『愛と芸術とさよならの夜』が素晴らしい 2018.10.21 14:16 山崎洋一郎の「総編集長日記」 豊田道倫の才能がいかに圧倒的であるか、そのセンスが世界レベルにおいてもいかに秀でているかは、彼を知る人にとっては言うまでもないが、このアルバムはその事実をもう一度(彼を知らない)今のリスナーに知らしめる決定的な作品となった。ソングライティング、歌唱、アレンジ、演奏、録音、すべてが素晴らしい。アシッド・フォーク、ベッドルーム・ポップ、インディー/オルタナ、エレクトロニカ、フォークトロニカ、どんなジャンルで呼んでも構わないと思うが、それらのジャンルに属する人たちが求めてやまない「リアルな歌」を超えた歌、「オルタナなサウンド」を超えたサウンドが、ここに確かにある。