アートとして雑誌のデザインを捉え、様々なラディカルな手法を試みた誌面は今見ても斬新で、一緒に作っていてとても刺激的だった。
その後パリに渡ってセラミックを学び、時おりパリと東京で展示を行っている。
http://www.gallery-naruyama.com/japanese/news.html
ロッキング・オンのデザイン同様に、制作の過程で起きる偶然や意図していなかった変形をアートな視点で捉えて作品として成立させる、そういうスリルと「奇妙な喜び」がどの陶器からも感じられる。
今回の展示では、過去に大類さんが手がけた出版物やドローイングなどのアーカイブを生地へ展開したスカーフと服も販売されている。(山崎洋一郎)
https://www.fashion-headline.com/article/22008