11月5日、約5年10ヵ月ぶりとなるガンズ・アンド・ローゼズ来日公演がさいたまスーパーアリーナで幕を開けた。
バンドがステージに登場したのは開演予定時刻の18時を20分ほど過ぎた頃。サポート・アクトに迎えられたラウドネスによる超濃密な30分間のパフォーマンスが終わってから、まだ1時間経っていなかった。
オープニングの定番というべき“イッツ・ソー・イージー”でのキックオフとなったガンズのショウは、数々の鉄板曲のみならず、“アブサード”や“ハード・スクール”といった新曲、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの“スリザー”をはじめとする日本初お目見えの曲も交えながら、実に約3時間にも及んだ。
長らく失われていた「海外の怪物バンドによる大規模な来日公演」という特別な機会の到来に、場内の盛り上がりが文字通りの最高潮に達していたことは言うまでもない。
今夜、ふたたび同会場で行なわれる公演も見逃せないところだ(当日券アリ!)。
そして、その二夜公演の余韻が色濃く残る中、11月7日に発売を迎えるロッキングオン12月号の表紙+巻頭特集は他ならぬガンズである。
もちろんさすがに来日公演の記事は間に合うはずもない。ただ、1987年のデビュー当時のインタビュー、2022年のスラッシュによる発言の数々、過去の全来日公演についての再考や、発売30周年(厳密には去る9月で発売から31年経過してるのだが)を記念して登場する『ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ/Ⅱ』のリイシュー作品についても網羅したこの大特集は、すべてのガンズ・ファンにとって興奮が冷めないうちに読むべきものだろう。
もちろん残念ながら会場に足を運ぶことが叶わなかった人たちにも、是非手に取るだけでなく熟読して欲しいところだ。(増田勇一)
2022年11月5日(土)、6日(日) さいたまスーパーアリーナで開催!
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