暗黒ロックの王者:ブラック・サバス。オジー・オズボーンの絶頂期インタビューと徹底論考で、グランジなどに巨大な影響を与えたサバスの正体に迫る!


ロッキング・オン5月号は、ブラック・サバス特集である。なぜいまサバスなのかと言えば、同号の表紙巻頭特集であるニルヴァーナが大きな影響を受けたサバスの功績を、この機会に振り返ってみようということだ。

1975年の発掘インタビューと、私が執筆した長文論考の2本立て。オジー・オズボーン節炸裂の大放談インタビューは、当時の彼らの状況がよくわかる貴重なものだ、

彼らは同時代ではなかなか正当な評価が得られず、80年代末のオルタナティヴロックやヒップホップ台頭の波の中で再評価され、その名声を不動のものにしている。拙稿では、彼らがニルヴァーナなどグランジ~オルタナ組やヒップホップ組にどんな影響を及ぼしたか、なぜジャンルを超え世代を超え共鳴したかを考察している。

ロッキング・オン誌上でサバスの長文原稿が書けるという滅多にない機会なので、気合いを入れて書きました。

これを機に、日本では(特にヘヴィメタルのサークル以外で)あまりに長い間過小評価され、無視されてきた彼らに脚光が当たることを祈るばかりである。(小野島大)



ブラック・サバスのインタビューと徹底論考が掲載されるロッキング・オン5月号

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