エレクトロクラッシュに新風を吹き込んだNYの逸材:The Dare。メインストリームをも魅了する謎の伊達男の正体に迫る

エレクトロクラッシュに新風を吹き込んだNYの逸材:The Dare。メインストリームをも魅了する謎の伊達男の正体に迫る

ロッキング・オン12月号のインタビューで、ブライアン・フェリーはスーツとネクタイの装いでロックするのは「(70年代当時は)変わっていた」と語った。背広イコール真面目の図式は今も同じだろうが、その記号性を逆手にとるポストモダンな面々はThe 1975のマシュー始め跡を絶たない。The Dareことハリソン・パトリック・スミスのファースト『What’s Wrong with New York?』のジャケットも、トレードマークである黒スーツとネクタイの大写しだ(ちなみにスーツは古着のグッチ、シャツはユニクロでエリート感はゼロ)。

過去2年で頭角を現した、NY拠点のミュージシャン/ソングライター/DJ/プロデューサーであるThe Dare。22年のデビュー曲〝Girls〟が「90年代末〜00年代初頭に一世を風靡したエレクトロクラッシュ/ダンスパンクの再来」と話題を呼び、お洒落でやんちゃな快楽主義で各国のフロアを沸かせてきた。チャーリー×ビリーの大ヒット“Guess”への参加でメインストリームからも注目を浴びた旬な才人の来歴をロッキング・オン1月号の「気になるあいつ」で紹介させていただきました。NYシーンの新風を感じていただければ幸いです。(坂本麻里子)


The Dareの記事が掲載されるロッキング・オン1月号

エレクトロクラッシュに新風を吹き込んだNYの逸材:The Dare。メインストリームをも魅了する謎の伊達男の正体に迫る - rockin'on 1月号 表紙rockin'on 1月号 表紙
rockinon.com洋楽ブログの最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする