約4年ぶりのニューアルバム、『キス・オール・ザ・タイム.ディスコ, オケージョナリー.』をリリースしたハリー・スタイルズの周りが、再び騒がしくなってきている。『キス・オール〜』はもちろん全米&全英初登場1位、同作を提げての「Together, Together」ツアーは、NYのマディソン・スクエア・ガーデン30公演(!)を含む大規模なもので、5月16日にいよいよキックオフする。また、現在世界的大ヒットになっている映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の劇中歌としてフィーチャーされたデビュー曲、“サイン・オブ・ザ・タイムズ”が再びバイラルヒットの軌道に乗るなど、ソロデビュー10周年を来年に控え、ハリーは次のステージを見据えながらの集大成期に入っていると言っていい。
ハリーの「次のステージ」は、新作にも明らかだった。ロッキング・オン最新号ではそんな『キス・オール〜』を徹底解剖している。彼が初めてダンスポップに舵切った同作の新しさについて、同時にダンスポップ「らしくない」内省について、そしてハリー・スタイルズという稀代のポップアイコンが迎えた岐路について解き明かしつつ、なぜ『キス・オール〜』がハリーにとって最大の転機作であるのかを論じてみた。「Together, Together」ツアーの日本上陸は未定だが、ステージで彼が再び輝き始める前に、なぜ彼はミラーボールに背を向けて踊ろうとしたのか、その理由を本誌でぜひ探ってみてください。(粉川しの)
ハリー・スタイルズの記事が掲載されているロッキング・オン6月号