赤い公園が歌う「恋と嘘」に纏わる曲なんて絶対に良いに決まってる!と信じて疑わずに聴いた結果、最初の一音で早々にやられてしまった。例えば自分が男で、この曲を女の子に歌われたら即惚れる。そしてつかれた嘘なんてどうでもいいと思ってしまうくらいに浮かれ散らす、絶対。それくらい爆発的な量のトキメキが詰まっているし、≪私見栄を張って/せめて胸を張って/ブラウスの中にそっと/嘘をつめた≫という歌詞には、こんなにも可愛い嘘ならつかれたい!とさえ思ってしまう。しかもカップリングは“スーパーハッピーソング”ときたもんだ。そのタイトルから想像できる幸福感を心地好いシャッフルビートと可愛いらしいコーラスがぐんぐん底上げしていくようで、このシングル1枚で「恋の季節・春」を満喫した気持ちになれる。
≪はだしになって/飛び込みたくて/しょうがないのが恋かもね≫――まさに今そんな恋をしている人、かつて抱いていた甘酸っぱい感覚を取り戻したい人、前に進むための一押しが欲しい人。全ての恋愛人の味方であり、恋する女の子のバイブル的シングル。(峯岸利恵)