ネイキッドな魅力を増した新作

ルーシー・ローズ『サムシングス・チェンジング』

発売中

ルーシー・ローズ サムシングス・チェンジング
イギリスはウォリックシャー出身のルーシー・ローズ。ボンベイ・バイシクル・クラブやマニック・ストリート・プリーチャーズのアルバムでの客演で名前を知った、という方も多いかもしれない。ローラ・マーリングやエミー・ザ・グレイトに続く同国の新進女性SSWとして登場した彼女だが、今作はゴティエも所属した〈Communion〉に移籍してリリースされる3rdアルバムになる。

前作『ワーク・イット・アウト』後の南米ツアーの経験に触発されたという今作。過去にはボンベイ・バイシクル・クラブやレイザーライトのメンバーも迎えられたバンド編成によるレコーディングは同様ながら、音数はシンプルで、よりフォーキーでアコースティックなテイストにフォーカスされているのが今作の特徴。ギターの生音や鍵盤の柔らかな響き、そして控えめなストリングスのアレンジが彼女のみずみずしい歌声を引き立てている。さらに楽曲を彩っているのが、ゲストで参加したドーターのエレナ・トンラ、ボン・イヴェールもお気に入りの三姉妹ステーヴスらによる美しいボーカル・ハーモニー。バンド編成では初となる9月の来日公演も楽しみだ。(天井潤之介)

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