桃野陽介の強烈なリビドーが、このバンドの主要な動力源だとするなら、今作でmonobrightは、まるでハイブリッド車にとっての電気モーターのように、新たな加速装置を見出した。それは4人個々がmonobrightであり、この4人でなければmonobrightでないという、バンドが獲得した絶対的な一体感である。全編から感じることができる隙のなさとその攻撃性の鋭さは、この4人でなければ作りえなかったのだ。(徳山弘基)
完成ライオット
monobright『monobright two』
2009年04月15日発売
2009年04月15日発売
ALBUM
桃野陽介の強烈なリビドーが、このバンドの主要な動力源だとするなら、今作でmonobrightは、まるでハイブリッド車にとっての電気モーターのように、新たな加速装置を見出した。それは4人個々がmonobrightであり、この4人でなければmonobrightでないという、バンドが獲得した絶対的な一体感である。全編から感じることができる隙のなさとその攻撃性の鋭さは、この4人でなければ作りえなかったのだ。(徳山弘基)