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ずっと真夜中でいいのに。『ぐされ』
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ALBUM
ずっと真夜中でいいのに。 ぐされ
数々の強力タイアップや初のテレビ出演等、勢いを加速させるずとまよ。約1年半ぶりのセカンドアルバム『ぐされ』は、俄然多彩になった音楽性が全開になり、音・言葉の響きの気持ちよさが炸裂しつつも、よりその感情の濃度が増し、叙情的且つ高性能な楽曲が詰まっている。

超センチメンタルなポップソング“胸の煙”で幕を開け、和でフリーキーなトラックにラップが乗る“機械油”、ジャジーでしとやかなバラード“ろんりねす”、ずとまよ流ディスコファンク“MILABO”、心の震えが具現化されたような声をかすらせながらのボーカリゼーションが貫くバラード“過眠”――。中でも、ベースが紡ぐローなビートに鍵盤と歌が絡むことで恍惚のグルーヴが生まれ、アウトロの《ぼんぼんぼらんぼんぼん》という歌まで中毒性抜群の世界が展開される“勘ぐれい”。そして、“お勉強しといてよ”の音とメロディと歌の快感がジェットコースターのように駆け抜けるスリリングな気持ちよさは白眉。ボーカリストとしても、ずとまよ全体を司るプロデューサーとしても拡張を続けるACAねのポテンシャルにおののく。(小松香里)

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