このスケールのでかさはなんだろう

K:ream『TerminaL』
発売中
ALBUM
K:ream TerminaL
内川祐(Vo・Pf)と鶴田龍之介(G・Vo)のふたりからなるロックバンドの、初のフルアルバム。自主レーベルから配信した1曲と、メジャーデビュー後にリリースした4作のEPから10曲と新曲を5曲、計16曲を収録。ドラム福田洋子・ベース佐藤征史・キーボードetc高野勲、2曲だけ違うがそれもドラム玉田豊夢・ベース隅倉弘至、という、「ずるい!」と言いたくなるサポートメンバーが参加。ただし、どの人も「楽曲を支える」プレイに徹している。資料にそうクレジットされているわけではないが、実質、高野勲がプロデューサー、もしくはメンバーとの共同プロデュースだと思われる。

全体の意味が、だけでなく、言葉の一つひとつまで明快な歌詞。大きな抑揚を持つメロディ。J-POPという言葉が生まれる前の時代から、J-POPのど真ん中に存在し続けてきた音楽の匂いがする。「1年前に流行っていた」とか「これから2年くらい流行る」とかではない普遍性がある。なんでこの世代がこんな音楽を作れるんだろう、という不思議な魅力に溢れた作品。明日とんでもなく売れても、びっくりしない。(兵庫慎司)

公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする