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(甲本)ヒロトとマーシー(真島昌利)、それぞれ6曲ずつなのはいつも通り。オフマイクで一発録りした感じなのもいつも通り。でも、マーシーがボーカルの曲が入っている。THE HIGH-LOWS中期に「なんで自分で歌うのやめたんですか?」とインタビューで訊いたことがある身としては、あと彼がましまろを始めた時に「マーシーの歌が聴ける!」と大喜びした身としても、嬉しい限り。それから、タイアップ曲が2曲入っている(どちらも友達だから頼まれたんだろうな、と思われるところがクロマニヨンズっぽい)。というふたつが今回のアルバムのわかりやすいトピックだが、それ以外にも「こういうの久々では?」とか「この感じ、聴いたことないかも」というところ、いろいろあり。新鮮か否かとか、変化とか革新とかどうでもいい、初めて音を出した瞬間にいかに立ち戻るかがすべて、というバンド(だと僕は思っている)=ザ・クロマニヨンズの活動史の、大きなポイントになりそうなアルバム、な気がする。(兵庫慎司)(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年12月号より)
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