馬力あるギター・リフで、イントロからリスナーをKOしていく“キープ・オン・スインギング”から、ストーンズ的な“ワイルド・アニマル”。また、どしゃめしゃに暴れ狂うギターに魔的なビートが絡むサウンドから、ポップでキャッチーな曲、サイケデリックな曲に、美しいインスト曲やバラードまで、これぞ王道ロック・アルバムという佇まい。アルバムの終曲となる“トゥルー”は、それまでの強力さとは打って変わって、重厚感と繊細さを持ち合わせたフォーキーなギター・サウンドと神聖でたおやかなメロディの曲で、味わい深い余韻で包む。この自在さも美味なバンドだ。(吉羽さおり)
なかなか出ないヴィンテージ感
ライヴァル・サンズ『ヘッド・ダウン』
2012年12月12日発売
2012年12月12日発売
ALBUM
馬力あるギター・リフで、イントロからリスナーをKOしていく“キープ・オン・スインギング”から、ストーンズ的な“ワイルド・アニマル”。また、どしゃめしゃに暴れ狂うギターに魔的なビートが絡むサウンドから、ポップでキャッチーな曲、サイケデリックな曲に、美しいインスト曲やバラードまで、これぞ王道ロック・アルバムという佇まい。アルバムの終曲となる“トゥルー”は、それまでの強力さとは打って変わって、重厚感と繊細さを持ち合わせたフォーキーなギター・サウンドと神聖でたおやかなメロディの曲で、味わい深い余韻で包む。この自在さも美味なバンドだ。(吉羽さおり)