MAN WITH A MISSION、最高傑作を語ったジャン・ケン・ジョニー決定版インタビュー+4匹メールアンケートの巻頭特集!

何をアップデートするのか、そのポイントを考えるべきなんだろうなあと。アーティスト側も、エンジニアさんも。深くて重いテーマになってしまうかもしれませんけど、作品が2018年に出る意味を、もっと真摯に考えるべきだなと。もちろん、ロックバンドなら、やりたいことやって、『これが俺らの真理だ!』と打ち出す勢いも大事なのかもしれないけど、それと同じぐらい、その意味を真摯に考えるべきなんだなというのは、うん、すごく肝に銘じました

過去に使っていた言葉や、ここに合うような音の言葉、引っ張り出してくる言葉というのは、僕はすごく大事だなと思うんです。いい意味で似通ってくるというか。ギターのリフの手癖とかと一緒で、必要な瞬間に同じ言葉を使うというのは、めちゃめちゃいいことなんじゃないかなあと僕は思っていて

自分たちのバンド自体ですね、2010年から活動して、今年で8年目になるわけですが。いろいろな使命を持って活動してはいますけれども、どこかに──それは、この8年間だけではなく、オオカミとして生を受けてからずっと、何かに反逆するというか、何かを打破しなければ前に進めないという誰しもが持ちうる感覚と向き合ってきて、それを痛いぐらい理解しているメンバーでもありますので。それがとても純粋に、詞に表れてるんじゃないかなというのは思いますね

アルバムタイトルを決める時に、僕らの場合、大体二択しかなくて。楽曲の中から引っ張り上げてくるか、ある程度、ちょっとコンセプチュアルなタイトルにするかのどちらかで。今回は、楽曲群のタイトルの中で、それこそ、2018年のロックってこうあってほしいなっていう気持ちと、それでいてロックの刹那性と青春性がものすごくバツッと、恥ずかしげもなく、濃い状態で打ち出してるタイトルってどれなのかなと思った時に、『この文言がいいんじゃない?』と、カミカゼと話した記憶がありますね

ゴールが見えてしまっているものって、たぶん期待値を超えないと思うんですよね。やっぱり、ちょっと意味がわかんないぐらいがむしゃらに取りくんで、何やってるかわからないけど、続ける、それである程度自信が持ててきたなっていうもののほうが、最終的に、本人たちの期待値も超えてる何かが生まれるのかなあということを、目の当たりにしたなというのは思いましたね

『ROCKIN’ON JAPAN』7月号
JAPAN JAM 2018スペシャルブック
●MAN WITH A MISSION
傑作アルバム『Chasing the Horizon』堂々完成!
再びロックの王道を更新してみせた5匹の今を、
決定版ジャン・ケン・ジョニーインタビューとメール取材で解き明かす!!

●別冊 JAPAN JAM 2018
芝生の上に誕生したもうひとつの野外フェス、完全ドキュメント!
全ステージ全アクトのレポート&オフショットで、奇跡の3日間を振り返る。

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