7月30日に発売される『ROCKIN'ON JAPAN』9月号に、クリープハイプ・尾崎世界観が登場。
変節の季節を迎えつつある尾崎世界観に、あえてリリースとは関係のないこのタイミングで話を訊いた。
アルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』のリリース、ツアー「こんな日が来るならもう幸せと言い切れるよ」、そして数々の課外活動を経て、たどり着いた今の胸中とは？
これからのクリープハイプのターニングポイントになりうる必読のインタビューとなっている。
以下、インタビューから発言の一部をお届けする。

インタビュー＝山崎洋一郎　撮影＝Patrick Tsai

今年に入って曲作り始めてから曲が全然できなくて、「ああ、できないんだ」って。それがすごい嬉しかったですね。次の感覚なのかな、なかなか１曲の形にならないというのは。今までの『クリープハイプっぽいな』っていうところから抜けたいっていう自分の気持ちなのか、これでよしとしない感覚

“イト”はほんとに好きな曲だけど、ポップで突き抜けてとことんやるんだったら恥ずかしいぐらいやらなきゃいけない。でもどっか自分でいられるための要素を残しているんですよね。バカになりきれないというか。だからこそ今があるとも言えるんですけど、もうちょっと振りきりたいんですよ

「もう少しクリープハイプっていうバンドを信用しなきゃな」と思いました。悔しいことばかりですけど、クリープハイプっていうバンドが在るべきところ、求められてるものをもうちょっと信じて、今あるものでちゃんと勝負していくっていう、そういう気持ちに変えてますね

気にならなくなりましたね、お客さんのリアクションが。前は手が上がってないとどうなんだろうとか、そういうのに結構左右されてたんですよ。でも、「そこにいるってことは好きでいてくれることだから、来てくれてるだけで認められてるな」っていう。今はそれだけでも気持ちがラクになって、それは変化ですね

この続きは2019年7月30日（火）発売の『ROCKIN’ON JAPAN』9月号で！

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