ASIAN KUNG-FU GENERATION×フィーダー(ゲスト:ストレイテナー)@ 豊洲PIT

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「自分の大好きなフィーダーストレイテナーと、こうして大きな場所でやれて、こんなにたくさんのお客さんが集まってくれて、本当に嬉しいです!」とASIAN KUNG-FU GENERATION後藤正文(Vo・G)が万感の想いを語れば、「このアジカンとのツアー、本当に楽しくて仕方がない!」とフィーダー:タカ・ヒロセ(B)もこのツアーの喜びと充実感を露わにしていく――。

各公演ごとに異なるゲストアクトを迎えながら、仙台・大阪・東京を各2Daysで回る、デビュー20周年を迎えたUKロックの雄:フィーダーとアジカンのカップリングツアー「ASIAN KUNG-FU GENERATION × FEEDER Tour 2017」。セミファイナルとなった東京初日は、ストレイテナーとの3バンド競演が実現!
お互いへの熱いリスペクトと、タフで純粋なロックへの愛情が、豊洲PIT満場のオーディエンスの歓声や歌声とともに至上の祝祭空間を描き出していった。

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「20年前に深夜にやってた『BEAT UK』っていう番組、みんな知ってます? 『BEAT UK』で観てたフィーダーが、そこにいます!」――この日のトップバッター=ストレイテナーのホリエアツシ(Vo・G・Piano)は、今回のステージに立つ喜びをそんなふうに語っていた。
開演早々“The World Record”のタフなビート感でPITの熱気を揺さぶり、“From Noon Till Dawn”で怒濤の疾走感を描き出したテナー。ストレイテナーのトリビュート盤『PAUSE』でアジカンがカバーしていた“SENSELESS STORY TELLER SONY”を、アジカン版のアレンジで「セルフカバー返し」してみせる。さらに、「アジカンは、この曲をカバーしたほうがよかったんじゃないか?っていう曲を――」と“TENDER”を熱演するなど、長年の盟友ならではの信頼感を感じさせるロックアクトを繰り広げていった。

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公演ごとに出演順を変えている今回のカップリングツアー、今日はアジカンが先攻。ここ最近のライブでもフィーチャーされている“サイレン”で幕を開け、さらに“無限グライダー”から“Re:Re:”へ流れ込む――という初期ナンバー攻勢でフロアの温度をがっつり高めてみせる。つい2週間前にACIDMAN主催フェス「SAI」でもテナーと共演しているアジカン。「この間のフェスでも、これと同じ色違いのセーターを着てて、ホリエくんに『ゴッチ、早く着替えた方がいいよ』って言われたんだけど。奇しくも今日、色違いのを着てきちゃって(笑)」と場内の笑いを誘うゴッチの言葉からも、テナーとの共演に奮い立つ気持ちを抑えきれない様子が伝わってくる。
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ASIAN KUNG-FU GENERATION×フィーダー(ゲスト:ストレイテナー)@ 豊洲PIT - ASIAN KUNG-FU GENERATIONサポート:シモリョー(下村亮介)ASIAN KUNG-FU GENERATIONサポート:シモリョー(下村亮介)
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“ループ&ループ”で巻き起こったハイジャンプで広大な空間を激しく揺さぶり、“リライト”ではハンドマイクのゴッチが満場のオーディエンスとコール&レスポンスを展開。会場を巨大な一体感で包み込んでいく。
「フィーダーを仙台に連れて行けたのがよかったなと思って。本当は、タカさんの地元が岐阜だから、岐阜とか名古屋でやろうかとも思ったんだけど」とゴッチ。東日本大震災の後、いち早く日本のためにアクションを起こしたフィーダー・タカへの感謝の想いを語っていく。ここ豊洲PITも、震災後の被災地復興支援活動のために作られたライブハウスであることに触れ、「ここでやると、少しは東北のためになる、そういう場所だから。そういう場所で、フィーダーと一緒にやれることが、すごく意義のあることだなあと思う」と語るゴッチに、熱い拍手が広がる。
ライブ終盤には“生者のマーチ”と題された新曲を披露。ミディアムスロウのロックナンバーが、生命の実感そのもののように、ひりひりと魂に焼きつくほどの余韻を残していったのが印象的だった。

ASIAN KUNG-FU GENERATION×フィーダー(ゲスト:ストレイテナー)@ 豊洲PIT - フィーダーフィーダー
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そして、この日のトリを飾ったフィーダー。「トキオ! Are you ready?」というグラント・ニコラス(Vo・G)のコールとともに轟々と鳴り渡ったのは、昨年リリースされた最新アルバム『オール・ブライト・エレクトリック』から“Universe of Life”。痺れるようなディストーションと珠玉のメロディが織り成すロックマジックが、PITのフロアを一気に支配していく。さらに「Jump around!」と意気揚々と呼びかけての“Insomnia”から“Renegades”へ、といったアグレッシブなナンバー連射で、フロアを刻一刻と高揚の頂へと導いていく。そして、グラントの「Let me hear your wonderful voices!」という言葉に続いて、あの“Feeling a Moment”の美麗ファルセットのコーラスが、満場のシンガロングを呼び起こす――グランジ〜オルタナ直系のダイナミズムも、ポスト・ブリットポップの系譜を受け継ぐ美メロ感も含め、UKロックの核心を今なお、いや今こそ強靭かつ伸びやかに体現するフィーダーのサウンドが、2017年の東京のライブハウスを歓喜で震わせる。最高の瞬間だ。
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「ゴッチとのFacebookのメッセンジャーから始まった会話が、このショウになったのはすごいと思う。フィーダーがデビュー20周年のアルバムで『The Best of』っていうのを出したんだけど。それで『じゃあ一緒にセレブレイションしましょうよ』っていうことで」と今回のツアーに至った経緯を語るタカ・ヒロセの言葉にも、高らかな拍手と歓声が広がる。
20年間のキャリアを横断するようなセットリストに加え、『The Best of』に収められている新曲“Figure You Out”まで披露していたこの日のフィーダー。ラウドバラードとでも呼ぶべき熾烈な音像が、フロア丸ごと抱き締めるように広がっていった。
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“Buck Rogers”のハードポップ感から“Just a Day”へ流れ込んで、観客の高らかな歌声を誘って本編を締め括った後、アンコールでは名曲“HIGH”で再び一面のシンガロングを生み出していったフィーダー。ここでアジカンの4人とテナー・ホリエを呼び込むタカ。「ニルヴァーナは覚えてるよね? 90sだよ!」と一丸となって叩きつけた“Breed”のカバーが、日英ロック響宴のラストを激しく美しく彩っていた。
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この日は演奏されなかったが、ツアー中の他公演では、現在制作中の新作アルバムからグラント作曲による新曲“SLEEP”も披露していたアジカン(他アーティストからの楽曲提供は “SLEEP”がアジカン史上初)。国境を超えた絆越しにバンドの「その先」のビジョンをも提示する、アジカンにとっても重要なツアーであったことは間違いない。(高橋智樹)


●セットリスト
ストレイテナー
1.The World Record
2.From Noon Till Dawn
3.SENSELESS STORY TELLER SONY
4.TENDER
5.DAY TO DAY
6.シーグラス
7.Melodic Storm

ASIAN KUNG-FU GENERATION
1.サイレン
2.無限グライダー
3.Re:Re:
4.荒野を歩け
5.スタンダード
6.ループ&ループ
7.リライト
8.生者のマーチ(新曲)
9.ソラニン
10.今を生きて

フィーダー
1.Universe of Life
2.Insomnia
3.Renegades
4.Feeling a Moment
5.Lost and Found
6.Eskimo
7.Come Back Around
8.Barking Dogs
9.Just The Way I'm Feeling
10.Figure You Out
11.Buck Rogers
12.Just a Day
(アンコール)
EN1.High
EN2.Breed(ニルヴァーナ カバー: w/ ASIAN KUNG-FU GENERATION&ホリエアツシ)


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