serial TV drama @ 渋谷クラブクアトロ

serial TV drama @ 渋谷クラブクアトロ
serial TV drama @ 渋谷クラブクアトロ - pics by AZUSA TAKADApics by AZUSA TAKADA
昨年10月に発表した2ndアルバム『SPACE OPERA』のレコ発ツアー、その名も『STAR TOURS』が、ファイナル・ステージとなる大阪&名古屋でのワンマンを経て最終目的地・渋谷クアトロに到着!ギター・新井がブログに「音楽人として全てを注ぐ」と意気込み、直前には「ファイナルは盛大に祭って燃え尽きようかね渋谷。あらやだ楽しみん♪ウフン♪」と、楽しみなあまり変なテンションになっちゃってたけど(笑)、クアトロは真っ赤な「調子いいぜ!」タオルを首に巻いたお客さんでいっぱいだ。

旅立ちを告げるような壮大な「STAR WARS」のシンフォニーと共に幕を開けたステージは、本編だけで優に2時間。さらにダブル・アンコールまで含めるとなんと3時間(!)近い大一番となった。オープニングの“スペースオペラ”から若手随一の腕前を誇る新井のストラト・ギターが火を噴き(華麗なるライト・ハンド!)、今時希有なスタジアム・ロック感を放ちながら、“噛ませ犬”→“あしあと”と勇ましく畳み掛けていく5人。ツアー・ファイナルの(しかもワンマンの)気負いからか、序盤はちょっとパフォーマンスが固いというか、いまいちヌケきらないところがあって、いつものシリアルならもっとイケイケでイケんのになあ、何だろうなあ、おかしいなあ、とBBゴロー風にもどかしい場面もあったけれど、5曲目“ガーネット”あたりから次第に5人のタガが外れていき、続く“まえぶれ”でフロアにいくつものコブシを屹立させて最初のピーク・ポイントへ!彼らの本来的なエンターテインメント感が溢れ出てきて、クアトロを面白いように沸かせていくのだった。よっしゃ、完全に主導権握った!

中盤も「ファイナルなんで悔いの残らないよう楽しみましょう!みんなと一緒に宇宙へ行こうじゃないか!」とベース・近藤が呼びかけると、「宇宙に連れてっちゃうからね!」とドラムス・翔太朗(岡田)もお茶目に便乗して、さらに気を吐く5人。盛り上げるだけでなく、“yellow”、“アカシア”などじっくり伊藤の歌声を堪能できる聴かせるフェーズもあって、緩急巧みな、バンドのポテンシャルを存分に鳴らしきるセットも良かったと思う。

圧巻は終盤。ダンサブルな“赤いパーカー”では、新井と稲増がステージ前に乗り出してフロアをアジテート。続く“THE DANCE”では、おなじみ翔太朗の「シュビ・ドゥビ」パートが爆笑(厳密には失笑?)を引き起こし、新井のギターとお客さんのコール&レスポンスがクアトロに半端ない一体感を生み出したのだった。そして、アンコールでさらに暴走するシリアル――新井が上半身裸で“裏切りのダンシングボーイズ”をドラミングすると、「シブヤノミナサン、オゲンキデスカ!?」とド派手なファッションに身を包んだラッパー(a.k.a 岡田翔太朗!)が登場。勢いまかせのラップとMCで盛大なコール&レスポンスを巻き起こして、フロアとステージを急接近させたのだった。ダブル・アンコールで披露された組曲的なロング・ナンバー“SEVEN SEAS of SHYⅠ~アブラカダブラ~”→“SEVEN SEAS of SHYⅡ~帰還~”では、このバンドの規格外のスキルとセンスを見せつけ、「いよいよラスト、いけるか渋谷!? 渋谷の本気を見せてくれ!!」と新井がとアジり倒して、最後の“まばゆい”で再び沸点に!フロア中に真っ赤なタオルがつき上がる光景は本当に壮観だった。

盛大なフィナーレを迎えた『STAR TOURS』だが、3月22日には“ネオ・ファイナル”と題して追加公演も開催(@下北沢ERA)。TRIBAL CHAIR、the chef cooks meという気のあうゲスト・バンドとのガチンコ3マンも楽しみ!(奥村明裕)

<SET LIST>
スペースオペラ
噛ませ犬
あしあと
シーフード
ガーネット
まえぶれ
立ち止まりJOURNEY
yellow
アカシア
loop
痺れるLIFE!
夜空の星屑
哀愁の逃走劇
赤いパーカー
THE DANCE
ソング・オブ・ガンジス~ホロレ禁じられの歌~
自由への讃歌
トリコロール

ENDORE.01
ハッピーリパッキング
裏切りのダンシングボーイズ

ENDORE.02
SEVEN SEA OF SHY Ⅰ~アブラカタブラ~
SEVEN SEA OF SHY Ⅱ~帰還~
まばゆい
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