ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズの新作の構想をさらに明らかにする

ビリー・コーガン、スマッシング・パンプキンズの新作の構想をさらに明らかにする

来年新作アルバムを2枚リリースするつもりだと先月明らかにしたスマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンだが、さらに新作をめぐる続報を明らかにしている。

ビリーは新作アルバムにそれぞれ『Monuments to an Elegy(哀歌への記念碑)』『Day for Night(夜は昼に)』というタイトルを予定していて、今年中にそれぞれのリード・シングルをリリースしいたいとも明らかにしてきているが、オフィシャル・サイトに次のようにその後の作業を報告している。

「今日は4曲の作業を進めた。"TIBERIUS"(新しく修正した壮大な魔法使いのパートも合わせて)、"THE SPANIARDS"(あまりに愛しく拡がりのある曲、『Day for Night』用の曲かと思う)、"OVERJOYED"(ハワード〔・スターン。アメリカの辛口ラジオDJ〕がこの曲大好きなんだよ。ということはどういうことなのかよくわかるよね、ぼくたちが大好きなみんなには)、それと"MONUMENTS"(記憶が正しければこの曲はかつて"COUGARED"だった曲)」

「今現時点でどれくらい済んでいるのかはわからないけど、来週には『Monuments to an Elegy』用に12-3曲くらいはレコーディングすることになっていて、それからも作業を続けていく予定だから」

その一方でビリーは自身のスピリチュアル回想記の執筆を進めていると次のように明らかにしている。

「何度も衝動に駆られては時期尚早な試みを重ねてきたけど、ようやくぼくの本『God Is Everywhere, from here to there(神様はどこにでも、あそこにもここにもいる)』の第一部を書き上げたことを報告できるよ。あと三部続く予定。第一部だけで12万語ほどの内容になっているから、今現在の執筆ペースで続けば、およそ今年の終わりか来年の頭には執筆は終わるように思えるね」

「まだ知らない人に説明しておくと、この本はスピリチュアルな回想記という設定となっていて、ある人の現世の人生を夢のように辿っていくものなんだ。とりあえずはセレブリティについての物語にはなってはいないから。当然、各部はそれぞれに章立てされていて、第一部の場合には全三章から成っているんだ。語りは幾分直線的だけど、時間はその実体に近いものとして、つまり、幻想として、そして記憶とはぼくたち自身の神話として、扱ってあるんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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