ジョン・レノンのクローン人間培養を目指すカナダの歯科医、養育方針を明らかにする

ジョン・レノンのクローン人間培養を目指すカナダの歯科医、養育方針を明らかにする

一昨年オークションで競り落とした、ザ・ビートルズのジョン・レノンの親知らずの歯からクローン人間を作り出してみせると宣言していたカナダの歯科医がジョンのクローン人間の育成方針について明らかにしている。

問題の歯科医師マイケル・ズークはジョンの親知らずを3万ドル(約306万円)で競り落とし、その後、この歯からジョンのDNAを採取してクローン人間として培養してみせると昨年発表していたが、イギリスのテレビ番組『デッド・フェイマスDNA』に出演して、クローン培養されたジョンの分身について「わたしの息子とみなしてもいいのではないか」と語っている。

ズーク医師は2011年にジョンの元家政婦が出品したこの歯を競り落としているが、現時点ではこの歯からジョンのクローン人間を作り出す技術はまだ整っていないと番組で認めた。ただ、そのジョンのクローン人間の育て方については次のように語ってみせた。

「ジョン・レノンと寸分違わぬ複製となるわけですが、うまくやれば、ドラッグや煙草などから遠ざけることもできますよね」

さらに「おまけにギターのレッスンを受けさせたりしても、誰にも迷惑はかからないですよね?」とジョンのクローンの育て方について説明している。

また、ズーク医師はジョンのクローンならジョンの遺産の相続権の請求もできるはずだとも考えているようで「ジョンの資産を所有するのが自分になるとは思わないですけど、クローンには資格を有する年齢に達したら、財産取得の請求を申し立てる権利はあると思うんですけどね」と語っている。さらにクローンとして育てることへの法律的な障害については次のように避ければいいと説明している。

「こういうことができるかどうかは土地柄によるものなんですよ。ある国ではだめだということもあるし、また別の国に行けばできるということもあるんですよね」

さらにズークはジョンのクローンを複数体培養することもできるはずだと「一度うまくいったら、当然その次もできるはずですよね?」とも語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする