元マイケミのジェラルド、ワーナーとのソロ契約を発表し、ソロ新作の完成も近いと宣言

元マイケミのジェラルド、ワーナーとのソロ契約を発表し、ソロ新作の完成も近いと宣言

昨年3月に突然の解散を発表したマイ・ケミカル・ロマンスのジェラルド・ウェイはソロとしてのレコード契約を交わしたことを明らかにしている。

ジェラルドはオフィシャル・サイトも立ち上げていて、そこでソロ・レコード契約をワーナーと交わしたことを明らかにしており、ソロ・アルバムが仕上がるのも近いと明らかにしている。

「ぼくは今もコミックやアート、そして、これが一番重要だっていう人たちもいるかもしれないけど、音楽に全力を注ぎ続けている。ワーナー・ブラザーズ・レコードとソロ・アーティストとして契約したことを報告できて嬉しいよ。ぼくのアルバムの完成も近いし、近いうちになにか聴けるものだと期待してほしいし、実際に今日にもなにか聴けるはずだよ。この先リリースされる作品の短いスニペットが公開されるから。ぼくは本当に楽しみにしてる。また、これから始まるんだよ」

バンドは解散を表明してから1年経った3月にコンピレーション盤『メイ・デス・ネヴァー・ストップ・ユー~ザ・グレイテスト・ヒッツ 2001-2013』をリリースしているが、解散時にジェラルドは次のようにバンドの解散について語っていた。

「マイ・ケミカル・ロマンスは終わった。でも決して死にはしない。それは僕の中で、メンバーの中で生きている。そして君達みんなの中で生きているんだ。僕はそうなるとずっとわかっていたし、君達だってそうだったと思う。だってそれはバンドじゃない――それはアイデアなんだから」

マイ・ケミカル・ロマンスは地元のニュージャージーで2001年に結成。翌年、ファースト・アルバム『アイ・ブロウト・ユー・マイ・ブリッツ、ユー・ブロウト・ミー・ユア・ラヴ』をリリースし、04年発表のセカンド『スウィート・リベンジ 』でメジャー・デビュー。この年のサマーソニックで初来日を果たし、06年発表のサード・アルバム『ザ・ブラック・パレード』はアメリカとイギリスのチャートでともに初登場2位を記録し、世界的なブレイクを果たした。09年のサマーソニックにはヘッドライナーとして出演。最後のアルバムとなったのは、2010年発表の『デンジャー・デイズ』だった。バンドは新作に取りかかっているとされていて、2009年に制作した音源を『Conventional Weapons』というシリーズとしてリリースを続けていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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