6月11日にセカンド・ソロ『ラザレット』をリリースするジャック・ホワイトは『イーザス』への客演をカニエ・ウェストに持ちかけられていたことを明らかにしている。
ローリング・ストーン誌の取材にジャックはカニエからコラボレーションの可能性を打診されたものの、その後の連絡が途絶えたことを明らかにしている。コラボレーションは実現しなかったものの、ジャックはカニエのイーザス・ツアーでのライヴを称賛していて、圧倒されたことを次のように語っている。
「生まれてこの方観たライヴで一番よかったものかもしれないよ。これまで観たどんなものよりもパンクだったし、ガツンと突きつけてくるものだったね」
ジャックはこれまでジェイ・Zとトラックを制作したことも明らかにしているが、結局、リリースされていないことについて「気に入らなかったのかもしれないね」と語っている。
なお、ジャックは新作から表題曲" Lazaretto "、" High Ball Stepper”を公開してきたが、先頃" Just One Drink "も公開されている。
また、新作の「ウルトラ・ヴァージョン」のリリースも明らかになっている。こちらは180グラムのアナログ盤でリリースされ、同ヴァージョン限定の2曲が追加収録される。これらの曲は中央のレーベル部分に刻まれることになるが、1曲は78回転、もう1曲は45回転の再生スピード設定になっているという。なおアルバムは33回転になる。さらに、CDやデジタル版と異なるミックスの音源が収録され、曲順も違うものになっているという。
現在アメリカ・ツアー中のジャックは、6月のグラストンベリー・フェスティヴァル出演からヨーロッパ・ツアーに乗り出す予定になっている。
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