ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソン、サッカー・クラブの共同オーナーに
2014.06.20 19:30
ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンがサッカー・クラブのオーナーになったことが明らかになっている。
ルイがオーナーになったのは3部リーグにあたるリーグ・ワン所属のドンカスター・ローヴァーズFC。同クラブは今シーズンより2部リーグのリーグ・チャンピオンシップから降格している。ドンカスター出身のルイはドンカスター・ローヴァーズの熱烈なファンで名誉選手になっており、チームの2軍戦などにも出場したことで知られているとジ・インディペンデント紙が伝えている。
今回ルイはクラブの前社長だったジョン・ライアンとともにチームを買収し、共同オーナーになったという形で、ルイはチームのオフィシャル・サイトで「ぼくは若いですが、大きな野心を持っていて、どうしてもこのチームに成功してもらいたいのです」と買収の心境を語っている。
交渉はルイの肖像権をめぐって2度ほど暗礁に乗り上げたとインディペンデントは指摘しているが、これはルイのマネジメントがチームに対してルイのイメージや名前の使用料としてチケット収入やマーチャンダイジング収入からの一部を要求したためだという。詳細については明らかになっていないが、問題はすでに解決されたとインディペンデント紙は伝えている。一方、今回ルイのパートナーとなったライアンは過去15年間、チームの経営に関わってきたが、昨年の11月に社長から退き、その後チームは降格となった。
さらにルイとライアンは資金調達サイトで総額200万ポンド(約3億4800万円)の出資をチームの活動資金としてファンに呼びかけている。ルイはライアンとの関係を次のように説明している。
「ぼくとジョンとでクラブについてはよく話し合ってきたし、ジョンは成功したビジネスマンなんだ。すごくいい関係だと思うし、素晴らしいパートナーシップを築けると思ってるよ」
なお、ルイとライアンは、サイトで得た資金でチーム用の基金を設立し、それを運用しながらチームのプレミア・リーグ入りを目指すという。出資額はすでに50万ポンド(約8700万円)をすでに突破していると伝えられている。