"ギミー・シェルター"にヴォーカルで参加したメリー・クレイトンが事故で重傷

"ギミー・シェルター"にヴォーカルで参加したメリー・クレイトンが事故で重傷

ザ・ローリング・ストーンズの1969年の傑作"ギミー・シェルター"のレコーディングで圧倒的なヴォーカルを提供しているメリー・クレイトンが交通事故に遭い、重症に陥っているという。

メリーはロサンゼルスで6月16日に交通事故に巻き込まれ、重症を負ったとハリウッド・リポーター誌が伝えていて、メリーのオフィシャル・サイトでは次のように声明を発表している。

「メリーは大きな事故に巻き込まれました。メリーは下半身に大怪我を受けていて、両足への激痛に悩まされています。ただ、みなさまから愛されているメリーが一命を取りとめたことについては関係者一同で大変感謝しています」

メリーは1948年生まれのニューオーリンズ出身で、アカデミー賞に輝いたドキュメンタリー『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』で取り上げられたアーティストの一人としても知られている。ストーンズの『レット・イット・ブリード』の"ギミー・シェルター"のほか、68年のニール・ヤングのソロ『ニール・ヤング』、あるいはレナード・スキナードの"スウィート・ホーム・アラバマ"などへの客演で知られている。

メリーはほかにもトム・ジョーンズ、ジョー・コッカー、リンダ・ロンシュタッド、キャロル・キングらの作品に参加していて、1972年にロンドンで上演されたザ・フーの『トミー』のオーケストラ・ヴァージョンにもアシッド・クイーン役で出演していた。また、70年代には自身のソロ・アルバムも数作発表している。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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