パール・ジャムのエディ・ヴェダーとファレル、アカデミー賞音楽関連選考委員に


エディ・ヴェダーとファレル・ウィリアムズがアカデミー賞の選考を担当する映画芸術科学アカデミーから選考スタッフとして招聘を受けているとか。アカデミーでは特に音楽部門でアカデミーの幹部だった人物が自作の曲を推す不正があったため、先頃規約の改正を発表したばかりだという。

今回選考委員として招聘を受けたのは全部門271名で音楽関連では12名だとビルボード誌が伝えている。『アナと雪の女王』の"レット・イット・ゴー"で楽曲賞に輝いたクリスティン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス、『ゼロ・グラヴィティ』の音楽で音楽賞に輝いたスティーヴ・プライス、ジャズ・ベーシストで作曲家としても活躍するスタンリー・クラーク、スティーヴ・ジャブロンスキー、アンジー・ルービン、バック・サンダースらの作曲家も含まれているとのことだ。また、ワーナー・ミュージック・グループの会長レン・ブラヴァトニクも今回参加するという。

なお、エディは先頃"レット・イット・ゴー"のカヴァーを披露したことで話題を呼んだが、2007年の映画『イントゥ・ザ・ワイルド』に"ギャランティード"を提供し、アカデミー賞は逃したもののゴールデングローブ賞に輝くことになった。ファレルに関しては大ヒットした"ハッピー"が昨年の映画『怪盗グルーのミニオン危機一髪』でアカデミー賞最優秀楽曲賞候補になったことが記憶に新しい。