W杯大敗のブラジルのメディア、ミック・ジャガーを「悪運の源」と非難

W杯大敗のブラジルのメディア、ミック・ジャガーを「悪運の源」と非難

サッカー・ワールドカップ準決勝でドイツに対し1-7の大敗を喫したブラジルだが、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが大敗の悪運の源としてブラジルのTV局に非難された。

ミック・ジャガーは現地時間7月8日に行われたブラジル対ドイツの準決勝を、ブラジル生まれの息子、ルーカスと共に現地で観戦した。ミックは中立を示すイングランドのベースボール・キャップをかぶっていたが、ルーカスはブラジルのユニホームを着ていたという。ブラジルのTV局はミック・ジャガーが応援したチームは必ず敗北するという「最大の悪運のジンクスがある」とし、今回のブラジル大敗もまたそのジンクスの犠牲となったと報じた。ちなみに、スタジアムにはミックの写真パネルに「Go Germany!」と吹き出しが付いた「厄除け」のパネルをブラジル・サポーターが持ち込んだが、効果はなかったという。

前回の2010年南アフリカ大会でも、ミック・ジャガーが応援した国はことごとく敗北している。ミックが応援したイングランドはドイツに1-4で敗北し、ビル・クリントン元大統領と共に観戦したアメリカ対ガーナ戦は1-2でアメリカが負けた。

今年のワールドカップでも、グループリーグのイングランド対イタリア戦前にミックがイングランドを応援するツイートをしたが、結果は1-2でイングランドの敗北だった。また、グループリーグのイタリア対ウルグアイ戦前にミックがローマでのストーンズ公演で「イタリアが勝つだろう」と言ったところ、イタリアは0-1でウルグアイに負けた。

ミックの息子、ルーカスの母親でブラジル人モデルのルシアナ・モラドはミックを庇って次のように語っている。「ミックはネットで凄く叩かれているわ。でも、私はみんなに彼を叩く前に少し考えてほしいの。彼は50年もストーンズとして活躍していて、すごくいい友達だし、私の息子にとってもすごく素晴らしい父親なの」

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