ブライアン・フェリー、母校ニューカッスル大学から博士号を授かる

ブライアン・フェリー、母校ニューカッスル大学から博士号を授かる

ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーはニューカッスル大学の名誉学位を授与されたとBBCが伝えている。

今年69歳になるブライアンだが、60年代にニューカッスル大学に在学した経歴を持っていて、1968年に美術で学位を得てその後、ロキシー・ミュージックを結成することになった。7月11日に行われた学位授与式で母校から今度は博士号を授与されることになったブライアンは、式の前に喜びを次のように語った。

「音楽と美術はぼくの人生を切り開いてくれたものだし、すべてニューカッスル大学で始まったことだったんだよ。自分の母校からこの博士号を授かることになってとても誇りに思うよ。大学については楽しい思い出ばっかりで、一部の名教授や仲間と一緒に学業に励むことになって恵まれていたと思う。あの頃ニューカッスルで美学生をやるのは実に刺激的な時代だったし、ニューカッスルにも刺激的な音楽シーンが当時はあったからね」

大学の学籍部長のジョン・ホーガン教授は次のように語っている。

「自分の分野でこれほど活躍した卒業生ですから、大歓迎ですし、喜んで称えさせてもらいますよ。美術と音楽についてはニューカッスル大学はとても有名ですし、今年卒業していく学生たちにとっても、フェリーさんは絶好のお手本となり、インスピレーションとなるはずです」

2012年にブライアンはほかのミュージシャンらとともにニューカッスル市議会が文化面の予算を大幅に削減したことを批判している。ブライアンとミュージシャンたちはザ・ガーディアン紙に寄稿し、文化方面への250万ポンドに及ぶ予算削減を断行したことについて「目先のことだけしか見ない」ニューカッスルの文化的生活の破壊だと批判し、市議会が「市の一般市民が何世代にもわたって築き上げられ、共有されてきた遺産を廃棄しようとしている」と警告していた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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