今年でリリース25周年を迎えた名作として名高いビースティ・ボーイズのセカンド『ポールズ・ブティック』だが、あるアーティストがアルバムを称える壁画の制作に取りかかり完成させている。

壁画を制作したのはアーティストのダニエル・マストリオンで、アルバムのジャケット写真に写っているラドロウ・ストリートとリヴィングトン・ストリート交差点の「リーズ・スポーツウェア」がかつてあった建物で7月26日に制作に取りかかったとビルボード誌が伝えている。店は現在では「ウルフナイツ」というサンドイッチ店になっていて、ラドロウ・ストリート側の黒い壁に壁画が制作された。ダニエルは自身のツイッターでも制作過程を報告している。

今回の壁画制作を呼びかけたのはヒップホップ・ファンのリロイ・マッカーシーという人物で、実はマッカーシーは昨年、この交差点を「ビースティ・ボーイズ・スクエア」と命名するように請願運動を起こしていたが、区の委員会で否決されるに至った。

ビースティーズはマイクD、MCAことアダム・ヤウク、アドロックことアダム・ホロヴィッツと全員がニューヨークで育っていて、MCAの死後にはアダムが子供時代によく遊んだというブルックリン区のパルメット運動場がアダム・ヤウク公園と命名され直している。

完成した壁画はこちらから。

リヴィングトン・ストリートとラドロウ・ストリート交差点の地図はこちらから。
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アダム・ヤウク公園の地図はこちらから。
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