服役中のジョン・レノン殺害犯マーク・チャップマン、8度目の仮釈放申請を却下される

服役中のジョン・レノン殺害犯マーク・チャップマン、8度目の仮釈放申請を却下される

ジョン・レノンを1980年12月に銃撃して殺害したマーク・チャップマンは仮釈放申請を却下されたことが明らかになっている。

審理は8月20日に行われた審問の後に行われ、3人からなる審問委員会はチャップマンのこれで8度目となる仮釈放申請を却下した。仮釈放申請は2年に1度しかできないので、もしチャップマンがまた仮釈放を望めば次回の申請は2016年に行われる。

チャップマンは1980年12月8日の夜、ジョンが住んでいたニューヨークのマンハッタンにある「ザ・ダコタ」の前で、帰宅したジョンを銃撃し殺害。オノ・ヨーコと一緒にいたジョンは4発の銃弾を受けることになった。チャップマンは1981年に20年以上の禁固刑に処されたが、20年目に当たる2000年以来、仮釈放申請を続けている。

チャップマンに対して委員会は却下の理由を「あなたは法律を再び冒すことなく自由の身で過ごすことはないでしょう」と再犯の危険が高いためだと説明し、「被害者は事件当日のもっと早い時間にあなたに対してやさしく接していたのに対して、あなたが行ったことは被害者の家族と被害者を愛していた多数の人々を打ちのめしたのです」と述べた。

チャップマンは事件当日の夕方にやはりジョンの自宅付近でジョンにサインをお願いし、リリースされたばかりの『ダブル・ファンタジー』のジャケットにサインを貰っていた。

また、2010年の審問でチャップマンはテレビ司会者のジョニー・カーソンや女優のエリザベス・テイラーの殺害も思い立っていたが、より近づきやすい標的としてジョンを選んだとも語っていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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