ロニー・ジェイムス・ディオの息子ダン・パダヴォナ、ホラー小説家としてデビュー

ロニー・ジェイムス・ディオの息子ダン・パダヴォナ、ホラー小説家としてデビュー

かつてレインボーの初代ヴォーカルやブラック・サバスでのオジー・オズボーンに続く2代目ヴォーカル、あるいは自身のリーダー・ユニットのディオ、近年ではヘヴン・アンド・ヘルのヴォーカルとして活躍した後、2010年に胃がんで他界したロニー・ジェイムス・ディオの息子のダン・パダヴォナがホラー小説『Storberry』で作家デビューを果たした。

ダンは音楽サイトのブラバーマウス・ネットの取材に応えて作品について次のように説明している。

「古典的な、昔風のスタイルのホラー小説で、吸血鬼の増殖をなんとか阻止しようとするヴァージニア州の小さな町を描いた話なんだ。あえていえば、『ノスフェラトゥ』と『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』が合わさったようなものかな」

「今度の小説を書きながらぼくとしては『ノスフェラトゥ』や『死霊伝説』とか、ハマー・フィルム・プロダクションのホラー映画とか、ぼくたちの世代が観て育った吸血鬼ホラー映画の魅力を捉え直してみたかったんだよ。あの頃は、まだモンスターはモンスターで、吸血鬼っていうのは怖い存在だったんだ。優れたホラー映画というのも、ドライヴイン・シアターでの忘れられない経験を意味するものだったんだ」

「だから、この小説を読んでいる時には、まるでドライヴイン・シアターにでもいるような、バターをたっぷりかけたポップコーンのデカいカップを脇に置いてあるような気分になってくれると嬉しいんだ。あるいはキャンプファイアーの周りに座りながらっていう気分でもいいよね。薪の炎が花火のような火の粉を散らしてるっていうシチュエーションで。満月が妙に明るくて、鈴虫が鳴く中で、ぼくがこのヴァージニアの町で起きた事件についてひもといていくんだよ」

「この処女作は、3度草稿を書き直して、そこから半年かけて執筆したという、愛の賜物なんだ」

「今回の執筆と、自分の夢に、あるいは今回の場合には自分の悪夢に、手を伸ばそうとしたことについて、ぼくを励ましてくれた家族と友人のみんなに感謝するよ」

父ロニーが他界した2010年に行われたお別れの会でダンは次のように参列者にがん検査の実施を促していた。

「父が冒した間違いをみなさんが繰り返さないようにぼくの方からはお願いしたいです。父にとってライヴはいつも最優先されるものでした。父は何年も前から自覚していた兆候を無視していて、その間ずっとがんは成長して、打ち勝てるはずだったものからディオでさえ殺せないモンスターへと姿を変えてしまったのです」

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