トニー・ヴィスコンティ、自身の発言をめぐる「ボウイ新作報道」について釈明

トニー・ヴィスコンティ、自身の発言をめぐる「ボウイ新作報道」について釈明

デヴィッド・ボウイのプロデューサーを長年務めているトニー・ヴィスコンティは先頃、デヴィッドの新作が近いと発言したことが報じられたが、これについて発言の引用が正確ではなかったと訂正している。

トニーはデヴィッドの新作アルバムのリリースが近いと発言したとCNNに報道されていて、「確実に近いうち新しいアルバムが出る」と発言したともCNNによって紹介されていたが、これは11月にリリースされるデヴィッドの新しいコンピ盤『Nothing Has Changed』と同時リリースされる新曲"Sue (Or in a Season of Crime)"について言っていたに過ぎないとトニーはツイッターで報道を否定している。

「CNNに言っておきたいんだけど、ぼくは『近いうちに』ボウイの新作が出るとは言っていないから。ぼくはボウイネットで『近いうちにもっと音源が出ます』と告知した人物の言葉を引用しだだけだから。その音源は"Sue"だから」

なお、"Sue (Or in a Season of Crime)"は今年に入ってから制作され、トニーがプロデュースを務めた楽曲となる。今回のコンピ盤『Nothing Has Changed』に収録された唯一の新曲だが、コンピ盤のCD3枚組のデラックス盤についてはデヴィッドが1964年にデイヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズとしてリリースしたシングル"Liza Jane"も収録されている。

また"Sue (Or in a Season of Crime)"はアナログ10インチ・シングルとダウンロード・シングルとしてもリリースされる予定で、シングルについてはカップリング曲としてやはりトニーがプロデューサーを務めた新曲"‘Tis a Pity She’s a Whore"が収録されているが、この曲についてはコンピ盤には収録されないという。

さらに9月23日にはデヴィッドのキャリアを振り返る展覧会『David Bowie Is』がシカゴで初日を迎え、来年の1月4日まで開催されることになる。展覧会では山本寛斎がデヴィッドのジギー・スターダスト時代に手がけた衣装などのオリジナル衣装、デヴィッドの手書きの歌詞原稿、写真やアルバムのアートワークなど300点以上の品目が展示される。また、展覧会初日の23日には展覧会の内容を追ったドキュメンタリー映像作品もアメリカ全土の映画館100館で公開されることになる。

ドキュメンタリー作品はライヴ映像中継などの演出監督として知られるハミッシュ・ハミルトンが監督を務めていて、イギリスでの開催最終日にイギリス各地の映画館へロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館から生中継された時の映像をベースにしたものとなっているという。ドキュメンタリー作品にはコメンテーターとしてパルプのジャーヴィス・コッカーや山本寛斎らが出演していて、さらに展覧会のキュレーターを務めたヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが解説を提供している。

ドキュメンタリー版『David Bowie Is』の予告編はこちらから。

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