リヴァプールのアーティストが100万ポンド(約1億7800万円)分の紙幣を使ってザ・ビートルズの"エリナー・リグビー"に触発された人物の彫像を制作したという。
彫像はレナード・ブラウンというアーティストによって制作された作品で現在、リヴァプール美術館で展示されているが、富と貧しさとの関係を示したものだとブラウンは次のようにリヴァプール・エコー紙に語っている。
「この彫像はお金だけが人を幸せにするものではないということ、また、文字通り"キャント・バイ・ミー・ラヴ"、つまり愛はお金で買えないということ、そして、自分たちの持てるものについてわたしたち全員が感謝の気持ちを持たなくてはならないということを示しています。どんな町にもエリナー・リグビーのような、大切なものはすべて袋に入れて持ち歩いている、孤独な人物はいるものですよ」
彫像の材料に使われた紙幣はイングランド銀行から提供された5ポンド紙幣、10ポンド紙幣、20ポンド紙幣をシュレッダーにかけた紙屑で、さらに細かく裁断したものを使ってブラウンは鉄筋の骨格に紙幣を盛り付けて彫像の原型を作り上げたという。
これまでリヴァプールではロックンロール・アーティストのトミー・スティールの原案によるエリナー・リグビー像が制作され、1982年からリヴァプールのスタンリー・ロードに設置されているが、ブラウンの紙幣屑彫像は来年1月までリヴァプール美術館で展示されるという。
ブラウンのエリナー・リグビー像はこちらから。
http://www.liverpoolecho.co.uk/whats-on/arts-culture-news/sculpture-eleanor-rigby-made-1m-7807143
