レニー・クラヴィッツ、新作で目指したかったサウンドの質感は『レッツ・ダンス』

レニー・クラヴィッツ、新作で目指したかったサウンドの質感は『レッツ・ダンス』

3年ぶりとなる新作『ストラット』を9月24日にリリースしたレニー・クラヴィッツのインタビューが、10月1日発売のロッキング・オン11月号に掲載されている。

このインタビューのなかで、新しいレーベルを立ち上げ、レニーの新章幕開けを飾るにふさわしい本作のサウンド・プロダクションが『女たち』の頃のローリング・ストーンズをはじめとする70年代末から80年代にかけてのロックやソウルを思い起こさせると指摘されたレニーは、次のように明かした。

「(デヴィッド・ボウイの)『レッツ・ダンス』とか、(ストーンズの)『刺青の男』みたいなレコードをイメージしたんだよね。ミックスとしてああいうサウンドの質感をイメージしてたんだ。自分の中では、そういうサウンドを『グリット・アンド・グラマー(ゴツ華美)』 と呼んでいるんだけど。もちろんざらついた肌触りのものであって、ロックンロールで、生々しいものではありながらも、でも、同時に磨きぬかれたようなクオリティがあるサウンドにしたかったんだよね。だからボブ・クリアマウンテンに電話して、『あなたにぜひぼくのレコードをミックスしてもらいたいのですが。あなたの作品の大ファンなんです。今回ぼくが目指している方向が、あなたがこれまで手がけてきた作品のサウンドに近いんです』って相談したら、やってくれるって同意してくれたんだ。っていうか、実は、俺から電話がかかってくるのを待ってたとまで言ってくれたんだ」

レニー・クラヴィッツの『ストラット』は好評発売中。


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