スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、プロレス団体の運営から手を引く
2014.11.20 18:42
12月9日に新作『Monuments to an Elegy』をリリースするスマッシング・パンプキンズだが、ビリー・コーガンは自ら設立にも関わったシカゴのインディ系プロレス団体、レジスタンス・プロレスリングの運営から手を引くことを明らかにしている。ビリーは次のようにツイートしている。
「ご関心のある方にお知らせしますが、ぼくはレジスタンス・プロレスリングでの職務を辞退しました。公式にも内々にも伝わっています。詳細は数週間後に明らかになる予定です。ここでお伝えすることではないですが、才能あるレスラーのみなさん、マネージャーのみなさん、スタッフのみなさん、ぼくが一緒に仕事をしたみなさんには感謝を申し上げたいです」
その一方でビリーは『The 48-Hour Musicals: Encore!』というプロジェクトに関わっていることが明らかになっているが、こちらは20分にわたるミュージカル劇を2日かけて制作し、その作品でほかの作り手と競うという趣旨になっているという。ビリーの作品は「古代ギリシャで行われていた祭儀のひとつである、エレウシスの秘儀をめぐるものになっていてデーメーテールとペルセポネーを祭る儀式を祝福するものになっている」とシカゴ・トリビューン紙が伝えている。
ビリーは今年に入ってシカゴで自ら経営する紅茶サロンでヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』をモチーフにしたジャム・セッション演奏を8時間にわたって披露したことでも知られている。