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    U2ボノが映画にカメオ出演、ビートルズのカバーを披露

    U2のボノがカメオ出演するミュージカル映画『Across The Universe』(日本公開は未定)が、現在海外で公開中だ。ザ・ビートルズのサウンドをモチーフにした、ミュージカル映画『Across The Universe』は、1960年代を舞台にしたラヴ・ストーリーで、全編にわたりザ・ビートルズの曲がフィーチャーされている。またキャラクターの役名もジュード、ルーシー、マックスウェル、プルーデンス、ジョジョ、デスモンド、モリーなど、ザ・ビートルズの楽曲タイトルにちなんだ名前になっている。主演は、マリリン・マンソンの現在の恋人として、またグリーン・デイの“Wake Me Up When September Ends”のPVの出演者として知られるエヴァン・レイチェル・ウッドと、新進気鋭のイギリス人俳優ジム・スターゲス。 この映画にボノは、Dr. Robert役で約6分間出演し、“アイ・アム・ザ・ウォラス”のパフォーマンスも披露しているという。なお、ボノとU2のギタリスト=ジ・エッジは、9月26日にロンドンのウエストエンドで開催された同作品のプレミア試写会にも出席している。

    現在輸入盤が発売中の映画のサウンドトラック『Across The Univers』には、ボノがシークレット・マシーンズと共にレコーディングした“アイ・アム・ザ・ウォラス”、ボノとエッジの共演による“ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ”のほか、かつてザ・ビートルズをカヴァーしてヒットさせたジョー・コッカーによる“カム・トゥギャザー”が収録されている。加えてエヴァン・レイチェル・ウッドの歌声も聴くことができ、彼女は“ブラック・バード”などをカヴァーしている。

    現在ボノは、同作品の監督=ジュリー・テイモアとともにあの大ヒットの映画シリーズ『スパイダーマン』のミュージカル版の制作に取り組んでいるという。このプロジェクトには、エッジも参加して、このミュージカルのために曲を制作しているのだとか。ジュリー・テイモアは『ライオンキング』の舞台演出家としても知られ、トニー賞も受賞している。
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