スレイヤー、ホームレスの子猫を救う

スレイヤー、ホームレスの子猫を救う

スレイヤーのおかげで、ホームレスの子猫の命が救われた。

地元ウェブサイト「Nuvo」によれば、今週初め、インディアナポリスでのコンサート前の出来事だという。

バンドは次のように報告している。

「ケリー(・キング、ギタリスト)とスタッフ数人で、インディ(アナポリス)でケリーが気に入ってるステーキハウス、「セントエルモス・ステーキハウス」へ夕飯を食べに行った。食べ終わって店を出たとき、アシスタント・ツアー・マネージャーのジェス(・コルテス)がホームレスの男に目を留めた。その男が、子猫を1ドルで買ってくれないかという。今にも凍え死にそうな感じだったからジェスはその猫を引き取り、バスの中でも一緒に寝て、会場にも連れてきた。するとたまたま、猫を欲しがってる人を知ってるという奴がいたんだ。そういう訳で、今その子猫は新しい家を見つけて、そこで暮らしている」

この記事では、子猫がジプシーと名づけられたことも明かしている。

スレイヤーは今年4月、ギタリストのジェフ・ハンネマンが昨年5月に肝硬変のため49歳で亡くなって以来初となる新曲“Implode”を発表した。ハンネマンに代わり加入したゲイリー・ホルトはそのまま残留、今回のレコーディングにも参加している。

“Implode”はロサンゼルスでレコーディングされ、2015年にリリース予定の新作アルバムに収録される見込み。この新作はバンド自身のレーベル『Nuclear Blast』からリリースされることになっていて、これによりリック・ルービンの『American Recordings』との関係終了が明確に示されることになる。

フロントマンのトム・アラヤは公式発表で次のように語っている。

「リックは俺達のキャリアにおいて、とてつもなく大きな役割を果たしてくれた。だがもう新たな日を迎えたってことだよ。レコード会社はかつて果たしたような役割を果たしていない。それに俺達も自分たちで踏み出して、ファンとダイレクトにつながりたいと思ってる。だから、そのチャレンジとして『Nuclear Blast』を発射しようとしてるのさ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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