ザ・プロディジーのリアム、「俺たちはオアシスやブラーに匹敵する重要バンド」と語る

ザ・プロディジーのリアム、「俺たちはオアシスやブラーに匹敵する重要バンド」と語る - ザ・プロディジー『ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー』4月1日(水)発売ザ・プロディジー『ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー』4月1日(水)発売

新作『ザ・デイ・イズ・マイ・エネミー』を4月1日(水)にリリースするザ・プロディジーだが、リアム・ハウレットは自分たちの影響力についてオアシスやブラーと比較して勝るとも劣らないものだとして、イギリスの音楽の歴史という文脈ではザ・セックス・ピストルズやザ・クラッシュと同じような扱いを受けるべきだと語っている。

ザ・ガーディアン紙の取材に応えたリアムはイギリスのカルチャーにおけるプロディジーの影響力について次のように語っている。

「ちょっと発言としては不遜かもしれないけど、ザ・プロディジーはカルチャー的に重要なバンドとしてみられるべきなんだよ。オアシスとかブラーとかそういうものとは同等に重要だってことでね。そういう意味じゃブリットポップなんて別にカルチャーといえるものじゃなかったからね。ってなにを言いたかったのかわからなくなってきたけど……別にリスペクトしてもらいたくてこう言ってるわけじゃないし、テレビ番組にいろいろ出演して、プロディジーじゃこれだけのことやってんだよって言いふらしたいわけでもないんだ。ただ、言いたいのは今だからわかるということなんだよ、俺たちって確かに重要だったなってね。ザ・セックス・ピストルズやザ・クラッシュまで遡っていく筋道を辿って行けば、俺たちは確かにその筋道の上に乗っかってるんだよ」

その一方でキース・フリントは現在のダンス・ミュージックについてオーディエンスは「安全な音楽を無理に食わされてる」と語り、「なにもかもが売れ線過ぎて、アンダーグラウンドは完全に閉ざされちゃってるんだ」と嘆いている。

「今時インディ・レーベルにいたとしても、スタッフの誰もなにも刺激的なアイディアを打ち出してこないんだよね。でも、俺たちがXLでやってた頃は俺たちに危なっかしさを求めてきたし、連中は俺たちが危なっかしくて刺激的であることから自分たちも刺激を受けたがってたんだよ! でも、今じゃ危なっかしさなんか求めてる連中はひとりもいないよ。だから、リスナーはただただ安全なだけの売れる没個性的なレコードを無理矢理口の中に突っ込まれてるんだよ」

なお、プロディジーは新作リリース後の5月からイギリス・ツアーに乗り出す予定になっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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